相互理解のハッピーM&A
M&Aは買い手と売り手で真反対の利害関係が生じるため、いかに相互理解を深めていくかが大事です。成約後は同じ船に乗って、さらなる発展に向けて引き継ぎや新たな展開を進めていくのですから、相手を理解し、自分を理解してもらうことが重要です。キャリアコンサルタントの立場から、理論をひとつ紹介します。
インフレにおける印刷会社M&Aのバリュエーション(企業算定)の影響
世界的なインフレ、何でも値上げの様相を呈していますが、印刷会社も例外ではありません。M&Aのバリュエーション(企業価値の株価算定・事業算定)に大きく影響しますので、状況を解説します。
クリエイターを抱える付加価値高そうな名門印刷会社の実情(地方企業編)
元請け型の印刷会社が多い地方では、企画・デザインなどのクリエイティブな仕事を担うクリエイターさんが集う会社が多く存在します。大変付加価値が高い仕事をしてそうですが、M&Aによる企業買収を考えたときに欠点も存在します。地方ならではの実情も含めて解説します。
【印刷業をよく知らない買い手様必見】印刷会社のタイプ別M&Aシナジー効果
印刷会社は業態が様々あり、その業態によってM&Aのシナジー効果が出る相手が絞られます。これはM&A後の統合と言われるPMIにも影響します。そこで各業態別に、シナジー効果を考えてみました。印刷業の方はイメージできると思いますが、印刷業をよく知らない買い手(他業界の方)は必見です。
M&Aが売り手市場でも、いらないものはいらない買い手の心理
M&A市場がどんなに売り手に優位になっても、企業売却は唯一無二の商品です。そのことを忘れてしまうと、興味を持たれても買われない案件オーナーになってしまいます。買い手にとっての魅力を向上させるのが重要であることを、今一度マインドセットしてください。
印刷会社の無形資産に値段がつくか?
印刷会社や広告代理店・制作会社で、企業売却をする際に、intangible assets(無形資産)が重要になっています。M&Aを考える際には、特長のない会社になっていないかの点検が必要です。ぜひ無形資産を含めた自社の強みを見つめ直してください。
PMI視点(M&A後の統合視点)から考えると、印刷会社の頑固社員はNG
M&A統合後の調整をPMIといいますが、買い手はM&A成立後がはじまりになるので、PMIを最重要視しています。PMIを考えたときに組織風土がどんな状態なのかは重要です。硬直化した組織ではコトは起こせません。新たな息吹を吹き込んで、社員が第2の幕開けと捉えられる柔軟性ある組織を売り手オーナー経営者はつくっておくべきです。