印刷広告業界の
ための幸せな
M&Aという選択
私はM&Aアドバイザー × 国家資格キャリアコンサルタント× 印刷広告業経営者です。
Service
お受けできる業務
- M&Aアドバイザリー業務(FAまたは仲介)
- デューデリジェンス(企業調査・買収監査)
- PMI業務
- セカンドオピニオン
- M&A勉強会
- キャリアコンサルティング
Print / Advertising
印刷広告業界の展望
01
印刷業界のために
ピーク時には8.9兆円(1991年)の出荷高がありましたが、バブル崩壊後右肩下がりで2019年には4.9兆円まで縮小しています(経産省工業統計 産業編より)。
コロナショックによるデジタル化の加速で、さらに激しい縮小が予想さます。このような経営環境ですから、経営難易度はますます上がるはずです。
印刷・同関連業の事業所数は約22,000社(経産省2018年工業統計 産業編)が存在する、マンモス業界です。
統廃合をし、効率化、財務基盤の強化、互いの強みを相乗させてのビジネスモデルの再構築が必要です。
通常、「廃業」は誰も得をしません。社会全体の損失につながる廃業の前に、M&Aで社員・取引先はもちろん、これまでのブランドや技術ノウハウを守っていくのは業界の使命とも言えます。
02
広告制作業界のために
社会のデジタル化の加速で、マス媒体の力は大きく低下し、広告会社が代理業として行う手数料ビジネスは厳しさが増しています。
4マス媒体(新聞・雑誌・ラジオ・テレビ)合計は2020年には2兆2,536億円で昨年対比86.4%と激減しました。一方のインターネット広告2兆2,290億円で前年対比105.9%となっています(日本の広告費2020 電通より)。
インターネット広告は民主化がはびこり、代理店でなくても出稿できます。
広告業は媒体のスペースブローカー的な動きでは生き残りは難しく、今後の成長はリアルとweb双方のマーケティング全体をサポートする企画力、制作力、代行運営力が物を言います。
これまでの人材では実現は難しく、業界としては大きな統廃合が必要と言えます。
Flow
M&Aの流れ
後継者不在のオーナー経営者が、
M&Aで事業継承する手順
後継者不在によるM&Aの場合、基本的には株式譲渡というスキームで進めます。
M&Aには難しい言葉が多いので、誰でもわかりやすい言葉を使って説明します。
Step.1
M&Aという出口戦略を決定
売り手企業
自分ひとりで悩まず冷静に判断する。
売り手企業
廃業やM&Aの一長一短を調べる。後継者不足で廃業するより、M&Aが得であるかどうか吟味する(たいていM&Aの方が得なる)。
Step.2
M&Aアドバイザーと一緒に準備する
M&Aアドバイザー
売り手企業を取材して、匿名での企業情報(ノンネームシート)を作成する。
M&Aアドバイザー
実名開示となった場合に出す会社概要書(IM)を作成する。
M&Aアドバイザー
決算書や取材から企業価値を概算し、譲渡の希望金額を算定して譲渡希望価格を設定する。
Step.3
買い手を探す、買い手に会ってみる
M&Aアドバイザー
買い手候補を探す。買い手候補が現れたら、都度、売り手企業の名前を出すか売り手企業に確認する。
M&Aアドバイザー
買い手候補に「これから知る内容は秘密ですよ」という秘密保持契約を行う。場合によっては買い手候補とも仲介アドバイザリー契約を結ぶ。
M&Aアドバイザー
買い手候補からの質疑応答をとりまとめ、売り手企業に告げる。売り手企業からの回答を買い手候補に伝える。
M&Aアドバイザー
面談になったら、面談準備や当日のコーディネートを行う。次第、進行運営、面談での注意点などを示し、場をコントロールする。
Step.4
基本合意
(認識を調整)
売り手企業
通常は、この先の候補先を1社に絞り込む。
M&Aアドバイザー
売り手と買い手の間に入って交渉をとりまとめ、中間としての合意内容を書面にする。
売り手企業・買い手候補
基本合意契約を交わす(基本合意のため最終契約ではない。)
M&Aアドバイザー
互いの今後のスケジュール(DD(買い手による監査)など)や流れを説明する。
M&Aアドバイザー
買い手候補の資金調達の確認を行う。
Step.5
買収監査
(DD:デューデリジェンス)
売り手企業
調査対応を行う。
M&Aアドバイザー
調査当日がスムーズに進行するよう段取りをする。
M&Aアドバイザー
監査ストレスに対する売り手企業への精神的なフォローなどを行う。
DD調査人
買い手からの監査(M&Aアドバイザーは立場上対応不可)
・財務的に問題ない?(本当に資産があるか、負債が隠れていないか)
・法的に問題ない?(労務問題や許認可に問題ないか)
・ビジネスに問題ない?(意図した通りのビジネスか?リスクや効果は?)
など
Step.6
最終契約
M&Aアドバイザー
条件や最終契約内容について売り手、買い手の調整を行う。
M&Aアドバイザー
最終契約日の準備(司法書士の登記もあり)、調印式を運営する。
Step.7
従業員への周知
M&Aアドバイザー
幹部従業員への事前の説明会の運営を行う。
M&Aアドバイザー
社員説明会での動揺が最小限で済むような周知の仕方で、準備、運営を行う。
M&Aアドバイザー
買い手(新オーナー)にも来ていただいて、配慮ある説明をしてもらう。
Step.8
引継ぎ
売り手企業・買い手企業
引き継ぎを進める。
Fee
報酬体系
01
着手時(売り手様のみ)
簡易株価評価20万円+会社概要書作成20万円
※着手時の相談料などはいただきません。なお、案件によってはお引き受けできないことがございます。
02
基本合意成立時(意向表明書含む)
100万円
03
最終成約時
成約価額に対して以下の料率を掛けた報酬が発生します。
レーマン表
成約価額に対して基準取引金額 | 料率 |
---|---|
5億円以下の部分 | 5% |
5億円超〜10億円以下の部分 | 4% |
10億円超〜50億円以下の部分 | 3% |
50億円超〜100億円以下の部分 | 2% |
100億円超の部分 | 1% |
※段階的な料率を描けて計算します。中小企業M&Aの場合、通常は5億円以上の案件は稀ですが、わかりやすくするため、以下に例を挙げます。
例)株式譲渡で成約価額が11億円の時
5億円×5%+(10億円−5億円)×4%+(11億円−10億円)×3%=4,800万円
が最終成約時の報酬となります。
※報酬額が800万円に満たない場合は、最低報酬額として800万円を申し受けます(2022/2/15ご契約分から適用)。
※成約価額とは
複数の取引が行われた場合は、各取引にかかる価額の合計を指します。
役員退職慰労金の支払い・役員借入金の返済・売り手所有の不動産譲渡・配当金・自己株式の取得・保証金または敷金などの金額も含まれます。
ご相談は無料!まずはお気軽にご相談ください。
Profile
プロフィール
M&Aアドバイザー、出口淳。これまでとこれから。
M&Aアドバイザー、キャリアコンサルタント、そして印刷広告会社の経営者でもある出口淳のプロフィールです。株式会社バトンズ二木 貴氏によるインタビューも。
Column
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