For Purchaser

買い手さまへ

M&Aアドバイザーであり現役の印刷広告経営者の私がお伝えしたいこと

印刷・広告企業を買収したい方へ

買収目的は、人材、仕入先、顧客、技術・ノウハウ・設備、不動産・立地、ブランド、将来性、時間のカットなど様々な要素が絡み合って判断されることでしょう。
しかし、買収時に業界のこと・企業のことを知っておかないと統合後に思い描いたシナジーが発揮されない事態に遭遇します。

ひとつは、コロナショックによるデジタル化の加速で経営の難易度が上がっていること挙げられます。
これまでどおりのやり方はすでに通用しなくなっており、M&Aで引継ぎ後には、ほぼ全社員に対して改革をしないといけない企業も多いと思われます。私は、自ら印刷広告会社を経営し、同業界の経営者および幹部の方々1,000人以上と交流をしてきました。同業界の問題を簡単にいくつか挙げると、次のようになります。

わかりやすく伝えるために、ちょっとキツい言葉で伝えることをお許しください。

販売員

ルートセールスが多く、新規の案件開拓の場面が少ないため、メッセンジャーのような状態の企業も多い。顧客の課題抽出をし、解決策を提示するソリューション営業ができる人は少ない。

デザイナー

デザインを表現として捉えてしまい、問題解決手段として捉える意識が低い。そのため近年必要になっているマーケティング思考が不足していることも多い。デザインの裏付けがあいまいで相手を説得することが難しい。

機械運転者

いわゆるスイッチマンのようなスタイルの人も少なくない。経営参画意識がまだ不足しており、ドンブリ勘定になっていることが多く、生産でいくら利益を出したのかを意識している人はまだまだ少ない。毎回仕様が異なるオーダーメイドの受注生産が多いため、標準化が定着していない属人的現場も多い。

教育力が優れていないと、統合後に変革は難しいかもしれません。さらに変革できない理由は、教育だけではどうしようもない問題も存在します。硬直化した組織が、新たな改革を受け入れるかどうかの見極めが必要です。
どの程度の戦力になるのかは、やはり業界環境と周囲の競合の状況などをよく知らないと推し量ることは難しいでしょう。

私の強み

私は、PMI(Post Merger Integration)と言って、M&A統合後のことを考えて助言をしていきます。
上記の問題以外にも、印刷広告業界が抱える問題点、通常のDD(デューデリジェンス:企業調査)では発見できないリスクまたは、その反対の成長の可能性も思い浮かびます。
FAやセカンドオピニオンも含めて、お気軽にお問い合わせください。

M&A業務について、社員でなく私が担当します。

情報が漏洩する原因は多くの場合、関係者のヒューマンエラー、守秘義務違反など人的なものなのです。したがって、関わる人の数を最低限にするべきです。最も低リスクなのは、あなたの外部パートナーを1人にすることが最も安心できる対策です。

現在、M&Aの場合は着手から成約まで、私が1人体制で行っており、スタッフは一切関与しません。私が務めるキャリアコンサルタントは人のカウンセリングを行うため、秘密保持は職業能力開発促進法でも規定されている絶対的事項なのです。

ご相談は無料!まずはお気軽にご相談ください。

PAGE TOP